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磐周教育研究所事業計画

磐周教育研究所の4つのセンター機能(研修・情報・福祉・文化)と定款に基づく法人としての公益的な機能の充実を図り、磐周教育の発展と、地域に根ざした豊かな文化の創造に努めます。
 

令和7年度 事業計画


令和7年度 一般社団法人磐周教育研究所 事業計画


       磐周教育研究所の4つのセンター機能(研修・情報・福祉・文化)並びに定款に基づく一般社団法人としての公益的な機能の充実を図り、磐周教育の発展と地域に根ざした豊かな文化の創造に努める。

(1) 児童生徒の力を伸ばすよう教職員(社員)の資質能力を高め、磐周教育研究会各部の教育研究活動や磐周教育研究集会(教育講演会、分科会、研究講座)、ソフィア発見講座等を充実させると共に自主研究サークルなどの主体的な研究活動を支援する。


 ① 各研究部においては、教科等を学ぶ本質的な意義の中核をなす「見方・考え方」(どのような視点で物事を捉え、どのような考え方で思考していくのか)を重視し、各々の専門性を高め合う研究に取り組む。

     研究推進テーマ「子どもの未来に生きて働く資質・能力の育成」

   特に、教育研究活動の成果を子どもの姿で表すことができるよう、研修の計画段階から具体的な手立てを講じて研修を進める体制づくりを支援する。また、具体的な手立てについて各部が情報交換し、互いに高め合える場の設定を工夫する。


 ② 磐周教育研究集会(教育講演会、各部の分科会・研究講座)、ソフィア発見講座を充実させる。
教育講演会

       7月29日(火) アミューズ豊田 ゆやホール

       講師 スマイリー キクチ 氏 (タレント)

       演題(仮)「言葉の責任 ネットの被害者・加害者にならないために」~命の大切さ、人生の大切さ、あきらめない~

    分科会   7月30日(水)、7月31日(木)

        国語、小学校保健体育、特別支援教育、学校図書館、情報教育

   学校保健、学校事務(7月24日)

       静教研磐周会場…
    技術・家庭(8月6日)・学校保健(8月7日)


  研究講座 7月30日(水)、7月31日(木)

   社会、算数・数学、理科、英語、生活・総合的な学習、道徳、

        学校給食、音楽、図工・美術、小学校保健体育、
   中学校保健体 育、特別活動、生徒指導

    ソフィア発見講座   活動推進委員会を中心に磐周地区の教職 員(退職者含む)から各分野に造詣の深い講師を選び、年2回(10月、11月)ソフィア発見講座を勤務時間終了後に開催す る。なお、会場は参加者の利便性を考慮し、磐周教育研究所及び袋井市教育会館の両方を使用する。


(2) 情報センターとしての機能充実をめざし、確実・安全・迅速な情報伝達を工夫する。


① 令和5年1月に3市町教委と53校及び磐周教育研究所を結ぶ「ウラウド型ミライム」が運用を開始した。「ミライムの共同利用に関する協定書・覚書」を遵守しつつ、積極的な活用により業務の効率化を図り、教職員の働き方改革を促進していく。令和6年度から運用が開始されたミライム共有フォルダは、全てのミライムユーザーが活用できるデータベースとなっている。また令和7年1月以降、3市町で順次運用が開始されるミライムIP制限開放により、自宅でもミライムを見ることができ利便性が高まった。

    ② 研究所ホームページを活用して学校のみならず、保護者や児童・生徒及び一般市民町民に教育事業や教育研究活動を広報し、公益的な法人としての活動への理解を図る。

     ③ 情報教育ネットワーク推進委員会が中心となり、ズームミーティング(R3年導入)を活用し、感染症対策や災害対策のほか働き方改革の面からも、集合開催以外の会議等を支援していく。併せて、訃報連絡システム「さくら連絡網」の活用を図る。


(3) 磐周教育研究所及び付属財産等の確かな管理運営に努める。

    ① 一般社団法人としての求められる公益性をふまえ、より適切 な管理運用ができるように努める。そのため会計士からの指導のほか、中間監査会の前には事務職員部代表による予備監査を実施し、専門的視点からの助言を受け、会計のさらなる適正化を図る。

    ② 電子帳簿保存法の施行に伴い、「電子取引データの訂正及び削除の防止に関する事務処理規程」(R6年1月1日施行)を遵守し、会計事務の適正化に努める。

    ③ 利用者が安全でしかも充実した研修ができる環境の整備に努め、計画的に施設・設備・機器等の更新・修繕等を行う。

    ④ 持続可能な研究所の管理運営に関わる大規模修繕長期計画を実施していく。そのために、財政管理委員会が中心となり、全社員が拠出する「修繕積立金」を計画的にそして適正に運用する。併せて資産運用に関する規約・規程により、資産運用を継続する。

     ⑤ 磐田市からの要請により、研究所を磐田市の「福祉避難所」として提供する。能登半島地震を教訓に日頃から大地震に備え、整理整頓、転倒落下物の防止に努める。


(4) 公益性を持つ法人として行政、地域住民、現職・退職教職員等との交流を促進すると共に、教養を高めるための文化的環境を整備する。

    ① 市町教育委員会と連携し、研究所の公益性を高めると共に、 ふれあい交流センターや地元自治会等地域施設や住民との交流を深め、地域貢献に努める。児童生徒や現職退職者の作品展示などを通して教育文化の創造に努める。

    ② 図書室を始めとした教育資料、蔵書、DVDライブラリー等の活用を図る。

    ③ 磐田市文化協会(文化協会ホームページにて「1階ギャラリーの紹介」と公開)と協力し、互助組合趣味の会展・教職員美術展、絵画愛好会等と連携し、ロビー・ギャラリーの計画的な作品展示を推進する。(紙上美術展は令和6年度で終了予定)