7月29日(金)に、令和4年度磐周教育研究集会 英語部の分科会が開催されました!
当日は、80名近い先生方にお集まりいただき、充実した研修会を実施することができました。
英 語 部 分 科 会 報 告 書
1 日時・参加人数 令和4年 7月29日(金) 参加人数 76人
2 分科会の研究テーマ 「会話の即興性を高めるための小中連携した指導の在り方」
3 提案者氏名 磐田市立豊田東小学校 鈴木 陽介先生
4 提案要旨
(1)テーマ設定について
・磐田市の取り組みと指導者の意識調査からみえてきたもの
(2)研究の目的と仮説
・アンケートから即興性の下位項目となった「意欲」「技能」「コミュニケーション
ストラテジー」「情意フィルターの低下」に関する小中連携した実践を行うことで、
会話における即興性が向上するという仮説の検証。
(3)児童・生徒への質問紙調査の結果
(4)実践報告
・意欲継続・向上の実践
・技能向上の実践
・情意フィルター低下の実践
(5)パフォーマンステストと質問紙調査の結果(事前事後の比較)
(6)考察とまとめ
5 ワークショップ English Activities using Tablets
講師:袋井市立袋井南小学校 渡邉 愛作先生
内容:熊本市教育センターのデジタル教材を使用しながら、2学期以降
の授業で実際に活用できるよう、ICT機器を使って体験型の研修
を行った。
6 次年度への方向づけ
磐田市内の小学校では、すでに中学校で実施されているSPEAKProject(小学校では、
E-SPEAK)が実施される。これは、市内に勤務する全ALTを招き、子どもたちがそれま
でに学習してきた英語表現を用いて、小グループで会話を楽しむという取り組みである。
そのような流れからも、今後も継続して会話の即興性を高める指導の在り方を、小中で連
携し考えていく必要がある。
7 反省・感想・課題等
本年度は、コロナ禍にありながらも、会が実施でき、多くの先生方にご参会いただくこと
ができた。会の実施にあたり、御協力いただいた皆様に感謝したい。
本年度の発表は、第46回東海北陸公立学校英語教育研究会につながるものであったが、
研究を進めていた前年度や前々年度の段階では、コロナの影響が大きく、地区全体で取り組
むことが難しかった。そのような環境下で、多くの学校や教育機関の協力を得ながら研究を
進め、一つの形としてつくり上げることができた達成感はひとしおである。