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道徳部

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2017/04/18

平成29年度 道徳部研究推進構想

| by 事務局

平成

29

年度

道徳

部研究推進構想

2015

1

 研究テーマ

人とのかかわりの中で豊かな心を育み、共に生きる力を培う道徳教育

2

 テーマ設定の理由

 規範意識や人間関係形成力の低下、自己有用感の低さなど、児童生徒の善悪の判断力が弱くなってきている。友達や集団のマイナスの雰囲気に流され、いじめもなかなか減っていかないのが学校の現状である。また、道徳の時間の「教科化」を受け、道徳の時間の指導法や評価の方法などが問われている。私たちは、児童・生徒の心の力を育む道徳教育を推進したり、児童・生徒の心に響く道徳授業を行ったりすることで豊かな心を育んでいきたいと考える。人間としての健全な生き方や規範意識を身に付け、自己有用感を高め、人とのかかわりの中で他と共によりよく生きようとする児童・生徒を育てることが大切であると考える。

 そこで、体験的な活動を通して道徳性を育てたり、家庭・地域との連携で道徳教育を進めたり、資料の開発や指導方法を工夫したりすることで、道徳教育の充実を図りたい。また、道徳の教科化を踏まえ、「私たちの道徳」の活用を充実させ、道徳教育の評価についても研修を深めていきたいと考え、上記テーマを設定した。

3

 テーマに迫る具体的な視点

(1)児童・生徒の道徳的心情や判断力を育む資料の開発や授業展開の工夫
(2)「私たちの道徳」を活用した道徳教育の実践
(3)道徳教育における評価の方法

4

 年次別研究推進の内容

(ア)

平成28

年度のテーマおよび具体的研究推進の内容

<テーマ>人とのかかわりの中で、共に生きる力を培う道徳教育

<内容>絵本を中心に児童・生徒の心に響く資料の開発、「私たちの道徳」の資料の活用法について重点を置き、研修を行った。学年団の小グループに分かれ、授業の資料となる絵本等や「私たちの道徳」の読み物資料等について検討し、授業計画を立て、実践を行った。さらに、各自実践を持ち寄って、授業展開の工夫やその際の児童・生徒の様子について話し合った。また、児童・生徒の心に響き、授業で活用できる絵本や読み物資料の紹介を行い、情報交換をした。

 

 

(イ)

平成28

年度の研究成果及び課題

<成果>

・児童・生徒の発達段階や実態を踏まえながら、道徳的心情や判断力を育む資料の開発や選択を行い、どのように授業を展開したらよいか話し合い、道徳の授業を計画したり実践をしたりすることができた。

・「私たちの道徳」の活用について紹介し合ったり、評価について話し合ったりすることで、教科化に向けての意識が少しずつ高まってきた。

・価値に迫る資料を選定したり、様々な視点から展開について検討したりしたので、教師自身が道徳の授業 に前向きに取り組み、自信をもって授業実践を行うようになった。                                                    <課題>

・道徳の教科化に向けて、評価方法についての不安が出された。来年度は評価方法も視野に入れて、研修を進めていきたいと思う。

・予算で購入した道徳の参考図書(絵本や授業実践に関する本等)が磐周教育研究所に保管されている。

冊数も増えてきている。場所が一カ所だとなかなか借りることができないので、その図書を活用するための方法や教科化に向けた予算の活用方法についても考えていきたい。

(ウ)

平成29

年度の研究推進の方向

・テーマ「人とのかかわりの中で豊かな心を育み、共に生きる力を培う道徳教育」に迫る具体的な視点に沿って、教科になる道徳教育を踏まえながら、児童・生徒の心に響く道徳の授業を創っていきたい。

・昨年度の研修の成果や課題を生かし、具体的な視点を絞って研修を進めていきたい。

・道徳の授業の計画・実践などについて情報交換をしていき、各学校に啓蒙していきたい。

 


19:43